近畿産業信用組合金融機関コード2567

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ごあいさつ

トップメッセージ

ごあいさつ 理事長 大本崇博

組合員の皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のご支援、ご愛顧を賜り有難く御礼申し上げます。
2020年初めからの未曾有の厳しいコロナ禍により、多くの被害を被っておられる皆様方に心よりお見舞申し上げますと共に、この異常事態が一日も早く収束に向かう事を願っております。
ここに2020年度第68期の事業概要について、ご報告申し上げます。

当期における景気動向においては、新型コロナウイルスがもたらす一連の危機で、景況感の悪化による国内経済、特に中小企業・小規模事業者に対する影響が大きくなりました。そして、先進各国が歴史上、類を見ない大規模な金融緩和政策に打って出ると共に、新政権に移行した米国では巨額の財政出動で、早期に経済再建を果たす政策に取組み、日本においても日銀による異次元緩和の継続に加え、コロナショックを和らげるための金融と財政面での諸施策が拡充されております。

このような環境の中、弊組合は、長引くコロナ禍で影響を受けられた皆様方に対し、必要な資金のご支援をはじめ、各種金融サービスの提供やコンサルティング機能の発揮に伴い、組合員の皆様方に親身に寄り添うことができるよう努めてまいりました。厳しい金融環境が続いておりますが、当期の業績につきましては、3月期末預金は所期の計画を上回る1兆3,734億円(対前年比213億円増 +1.57%)、また貸出金は9,502億円(対前年比78 億円増+0.82%)となり、年初からのコロナ関連支援融資につきましては、1,719件・441億円の取組みをさせて戴くことができ、皆様方のおかげをもちまして、前年度に引続き堅調に推移することができました。これらは、日頃より弊組合をご支持戴いている皆様方のご協力とご支援の賜物であります。改めまして御礼申し上げます。

また、皆様方に一層愛され親しまれる金融機関を目指し、様々な取組みを通じて地域社会に根ざしたお客様本位の営業姿勢を貫いてきました。組合員数は、対前年比2,198人増加の 201,574人となり、20万人の大台を突破するなど着実に基盤拡大を図ることができました。2020年5月18日に新発売となった非対面・非接触型の「きんさんWeb定期預金」は6,316口座、147億円のご契約を戴くことができました(3月31日現在)。今後も引続き社会情勢に沿い、皆様のニーズにお応えできるように各種商品を取揃え、サービスの拡充に努めてまいる所存です。

このような業務展開のもと、収益性を示す基軸指標である実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、11,089百万円(対前年比455百万円増+4.28%)と5期連続で100億円を上回る水準を確保すると共に、最高益を更新することができました。一方で、業務純益は10,307百万円(対前年比3.06%減)、経常利益は9,453 百万円(対前年比9.07%減)となり、さらに当期純利益において、6,730百万円(対前年比25.05%減)と、いずれも減益となりましたが、これらは適正な貸倒引当金の計上及び特殊要因として前年度(2019年度)に計上した特別利益(約25億円・旧本店等売却益)等との差額によるものです。

さらに自己資本比率においては、過去最高の11.61%(対前年比0.60%向上)となり、国内基準の3倍近くに相当する水準を確保すると共に、前期同様2%の出資配当率を維持することができました。今後とも、皆様方から倍旧の信頼を戴けるよう、地域金融機関として、年初に行動指針として掲げました『パラダイムシフト』の精神を全役職員が共有し、弊組合の「中小企業を支え、地域社会に貢献する!」という主軸の経営理念でもって皆様方のお役に立てるよう鋭意取組んでまいります。

今年度は、これまで培ってきた収益力の高度化と共に強固な内部管理態勢を一層発展させ、より安定した経営基盤の充実を図るべく新たにスタートする『第2次中期計画(3ヶ年態勢計画)』の初年度という重要な位置付けに当たります。また、 2021年4月の八尾支店新築移転に続き、10月には阿倍野支店(現西成支店)、翌年4月には平野支店の移転オープンも予定されております。弊組合の新・ビジョン「地域密着型Excellent Company (エクセレントカンパニー)へ!」を掲げた節目の年度として、全役職員が一丸となって取組み、業務に精励してまいります。

何卒、引続き皆様のご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2021年7月