近畿産業信用組合金融機関コード2567

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ごあいさつ

トップメッセージ

ごあいさつ 理事長 大本崇博

組合員の皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のご支援、ご愛顧を賜り有難く御礼申し上げます。
3年以上にわたり社会全体に甚大な被害をもたらしてきたコロナ禍は、ようやく感染症法上の5類への移行がなされ、出口へ向けて「日常」を取り戻す段階に入りつつあります。
ここに2022年度第70期の事業概要について、ご報告申し上げます。

当期の内外の経済動向においては、コロナ禍・ウクライナ危機・深刻化する気候変動等の様々な要因が重なり、これ迄以上の不確実性が高まりました。こうした状況のもとで進行する原油等のエネルギーや原材料価格の高騰に対処するため、主要国においては相次いで政策金利の引上げ等を講じました。一方日本においては、長年にわたる金融緩和を継続してきたため、特に日米金利差に基づく円安局面が常態化致しました。このため様々な影響を受けやすい中小企業・小規模事業者の経営が総じて厳しさを増しました。

このような環境の中、弊組合はコロナ禍や急激な物価上昇、金融情勢等で影響を受けられた皆様方に対し、引続き各種金融サービスの提供やコンサルティング機能の発揮など、親身に寄り添うことができるよう努めてまいりました。さて、当期の業績につきましては、3月期末預金が所期の計画を上回る1兆4,326億円(対前年比 186億円増 +1.31%)、また貸出金は1兆456億円(対前年比621億円増 +6.32%)と初めて1兆円を突破するなど、前年度に引続き順調に推移することができました。これらは、日頃より弊組合をご支持戴いている皆様方のご協力とご支援の賜物であります。改めまして御礼申し上げます。

皆様方に一層愛され親しまれる金融機関を目指し、様々な取組みを通じて地域社会に根ざしたお客様本位 の営業姿勢を貫いてきました。平野支店新築移転オープンに合わせ、2022年4月11日より新発売となった「平野支店オープン記念定期預金」は、18,126口座、551億円(2022年8月31日発売終了時点)のご契約を戴くことができ、又、2020年5月から発売されている非対面・非接触型の「きんさんWeb定期預金」は発売以来18,279口座、422億円(3月31日現在)のご契約を戴くなど、大変好評となっております。今後も引続き社会情勢に沿い、皆様のニーズにお応えできるように各種商品を取揃え、サービスの拡充に努めてまいる所存です。

このような業務展開のもと、収益性を示す基軸指標である実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、14,008百万円(対前年比1,252百万円増 +9.81%)と初の140億円台への到達及び3期連続での最高益更新を達成することができました。また、業務純益は12,450百万円(対前年比47百万円増 +0.37%)、経常利益は13,654百万円(対前年比3,587百万円増 +35.63%)と、いずれも増益となり、さらに当期純利益においては、9,943百万円(対前年比2,883百万円増 +40.83%)と、最高益更新となりました。伴いまして、自己資本比率においても、過去最高の11.86%(対前年比0.11%向上)となり、国内基準の3倍近くに相当する水準を確保すると共に、前期同様2%の出資配当率を維持することができました。今後とも、皆様方から倍旧の信頼を戴けるよう、地域金融機関として年初に行動指針として掲げました
『“跳ぶ!”JUMP』の精神を全役職員が共有し、弊組合の「中小企業を支え、地域社会に貢献する!」という経営理念でもって皆様方との大切な絆を深めることができるよう鋭意取組んでまいります。

当期は、『第2次中期“態勢”計画』の2年目に当たりましたが、次年度(3年目)に繋ぐ立ち位置の中、弊組合は更なるビジョン「地域密着型 Excellent Company (エクセレントカンパニー)へ!」実現のため、より強固な経営基盤の充実を図るべく、鋭意、邁進致しました。

そして、デジタル社会に即応するため、電子記帳台システムの全店設置を完了させると共に女性の戦力化に向け活動領域を一層拡げること等で、お客様にとって身近で利便性の高い営業姿勢を貫きました。また、国策でもある“貯蓄から投資”への方向性に準じ、皆様方の資産運用に資すべく取組みを強化しているところです。

今年度は、確固たる“態勢”計画を具現化すると共に、収益力の更なる高度化も目指しつつ、皆様方のご事業に寄り添いながら全役職員が一丸となって業務に精励してまいります。

何卒、引続き皆様のご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2023年7月