近畿産業信用組合金融機関コード2567

文字サイズ
  • 標準
  • 拡大

ごあいさつ

トップメッセージ

理事長 大本崇博

組合員の皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

平素は、格別のご支援、ご愛顧を賜り有難く御礼申し上げます。

ここに2017年度第65期の事業概要について、ご報告申し上げます。

当期(2017年度)における景気動向は、堅調な世界経済を背景に、大手企業を中心に景況感が改善すると共に雇用環境も好転し、また訪日外国人の増加に伴うインバウンド関連消費も引続き好調で、景気拡大期間は戦後第2番目の長さを記録更新中です。

一方で、アメリカ・トランプ政権の保護主義的な通商政策が世界経済に影を落とし、また人手不足や原材料価格上昇などを背景とした景況感の改善が一服する中で、国内外の景気や金融動向に不確実性が増している環境下にあります。とりわけ中小企業・小規模事業者にとっては依然として“実感なき景気回復”の状況というのが実態です。

そのような中、今後中小零細企業の皆様方の隅々にまで「経済の好循環」が行き渡るよう地域金融機関としての役割が一層重要になってくるものと認識しております。

このような情勢の中、主に「収益力」と「内部管理態勢の強化」を目的とした『5ヵ年中期計画PROJECT100』の最終年度となる2017年度の業績におきましては、皆様方のおかげをもちまして、前年度に引き続き堅調に推移することができました。3月期末預金は所期の計画を上回る1兆3,357億円(対前年比18億円増 +0.13%)、また貸出金は8,602億円(対前年比497億円増 +6.13%)となり、一層の調達構造の改革を行いながら順調に業績を伸長させることができました。

組合員数は、対前年比2,238人増加の191,044人となり、新たなお客さまとの絆の輪が着実に拡がっております。また、融資取引法人先数は、対前年比238先増加の3,309先となり、5年間で1,000先増加の目標を超過達成(+1,063先)し、経営基盤を着実に拡充させることができました。これらは、日頃より弊組合をご支持戴いている皆様方のご協力とご支援の賜物であります。

改めまして御礼申し上げます。

また、皆様方に一層愛され親しまれる金融機関を目指し、全店から多数の皆様方にご参加戴いた第14回「きんさん名湯浪漫紀行」や、毎回感動をお届けする第5回「きんさん感謝の夕べコンサート」をはじめ、他にも数々のイベントを通じて、地域社会に根ざしたお客さま本位の営業姿勢を貫いてきました。

2016年12月より発売し、テレビCMでもおなじみの新商品「プレゼント付定期預金‘とらきち’の贈りもの」は、ご契約戴いている期間中毎年6回、ブランド米をお届けするという斬新な商品で、延べ22,347口座、1,373億円ものご契約を戴き(3月31日現在)、大変好評を博しております。今後も引続き皆様のニーズにお応えできるように各種商品を取り揃え、サービスの基盤拡充に努めてまいる所存です。

このような業務展開のもと、「5ヵ年中期計画」の基軸目標である実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は10, 865百万円(対前年比4.49%増)となり、中期計画5年目計画100億円を2期連続で上回ることができました。

また、業務純益は11,078百万円(対前年比3.59%増)、経常利益は9,302百万円(対前年比13.46%増)、当期純利益は6,716百万円(対前年比13.18%増)といずれの項目においても、過去最高益を更新することができました。さらに自己資本比率においては、10.44%(対前年比0.14%向上)と国内基準の2倍以上の水準を安定的に確保すると共に、前期同様2%の出資配当率を実現することができました。

当期は、中期計画5年目最終年度という重要な年度でありましたが、皆様方のおかげにより目標以上の経営基盤の充実を図ることができました。今後とも、皆様方から倍旧の信頼を戴けるよう、地域金融機関として、2018年の年初に行動指針として掲げました『勇気ある行動』の精神を全役職員が共有し、弊組合の「中小・零細企業を救い、この国を元気にする」という主軸の企業理念をもって皆様方のお役に立てるよう鋭意取組んでまいります。

2018年度は、新本店新築移転オープン直前の年度という今後を見据えた大切な位置付けとなります。これまで培ってきた収益力の基盤と強固な内部管理態勢を更に発展させ、より磐石な態勢となるよう、全役職員が一丸となって取組み、業務に精励してまいる所存です。

何卒、引き続き皆様のご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2018年7月